ふにやんま ー 世界の小所低所からー

http://funiyanma.hatenablog.com/  

漬物を好き勝手に語る

九州びいきのエントリが多いこのブログですが、はっきり九州が負けている、勝ち負けで言うのが良くなければ重きをおかれていない食べ物というのも確かにあります。

たとえば、

納豆:九州では基本的に食べない人が多いです。だからでしょうか。全国展開の大手ブランドは別にして、地場ものは関東のほうがやはり美味しいです。納豆菌が違う?製法が違う?謎です。

蕎麦:美味しい店もありますが、圧倒的なラーメン&うどん文化圏なので、蕎麦屋さんの絶対数が少ない。きっと九州の蕎麦屋さんは苦労されていると思います。これも関東の勝ち。

漬物:高菜漬けとか辛子高菜とか(高菜ばかりなのは私の好みです)美味しいものはありますけれど、糠漬け(ぬか漬け)主体の漬物文化はあまり無いです。粕漬けがポピュラーなせいでしょうか。市販の糠漬けは糠床の旨みが出ていないものが多くて悲しい。これは断トツで関西の勝ち。

 

最近、こういうものを頂きました。

『麹入りぬか床』1kg 

河内源一郎商店(鹿児島市

f:id:funiyanma:20160120180507p:plain

f:id:funiyanma:20160120181035p:plain

写真出所 ↓(2枚とも)

store.shopping.yahoo.co.jp 

原材料は「米ぬか、米こうじ(国産米)、塩」と至ってシンプル。

料理をされるかたには常識なのかもしれませんが、実は私、こういうものの存在を全く知らなかったので驚きました。

この糠床、毎日かきまぜなくていいんです。塩もいらない。しかもパックをこのまま使います。胡瓜やら茄子やら人参やらをこのパックに入れると、そのまま漬かって糠床の味がちゃんとする。便利でしょう?

最初は床が固くて塩味が強く出ますので、5~6時間で取り出すか、くず野菜などで味をまろやかにしてから使用してください。

漬け込む野菜の種類や大きさにもよりますが、15~20回繰り返し漬け込めます。味がおちてきたら、新たに「麹入りぬか床」をお買い求めください。(使い捨てタイプです)

糠の継ぎ足しが出来ないことだけが残念ですが、毎日かき回す手間と比べたらお釣りがきます。東海林さだお氏だったら、きっとこれで爆笑のエッセイを1本仕上げてくれるに違いありません。単身赴任になったら、これ使おっと。

※ちょっと心配なのは、今見たら製造元の河内源一郎商店さんのHPにこれ載ってませんでした。流通時期、範囲や規模が全く分かりません。申し訳ございません。 

商品一覧 | 河内菌本舗

 

自家製の漬物はこれでいいとして、市販の漬物、プロの漬物となるとやはり京都が群を抜いてますね。漬物文化ならば、間違いなく日本一でしょう。とにかく野菜に合わせた漬け方、年季の入り具合が違うという印象です。

「京都三大漬物」は「すぐき」「柴漬け」「千枚漬け」だそうですが、どれもいいですね。甘酢の「ゆず大根」なんかも大好きです。酒の肴によし、ご飯によし。

「食べ歩き」も「お取り寄せ」もあまりしないので、このブログでは特定のお店の名前を挙げることは極力避けているのですが、生粋の京都っ子にお墨付きを貰った漬物屋さんがあります。

あちこち食べ比べた訳ではなく、たまたま通りかかって一通り買ったことがあるだけなんですが、

『加藤順漬物店』 さん、とおっしゃいます。

HP:【こだわりの京漬物】加藤順漬物店 

 ※PC版の方がかっこいいです。

私が「あそこは美味しいですよね」とたまたま言ったお店が、そのかたのお父さんが「京都で漬物やったらあそこやで」と日頃から言っているお店だったそうで、ビックリされました。ちなみにそのかたのご実家は京都の染物屋さんです。

 

 私、京都人でも何でもないので、「一店挙げるんやったら、そこちゃうやろ!」とか言われても困りますから。先に言っておきますね。

でもお墨付きを貰った後に「へー、そうなんだ」と思って改めて漬物を買いに行ったら、やっぱり美味しかったですよ、加藤順商店さん。

京都の漬物好きのかた、どうでしょう?

やはり京都では、人それぞれ好きな漬物屋さんがあるのでしようか?

以上 ふにやんま