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ふにやんま ー 世界の小所低所からー

http://funiyanma.hatenablog.com/  

『べしゃり暮らし』完結!

 べしゃり暮らし 19』森田まさのり(2015)

とうとう完結してしまいました。ご都合主義の記憶喪失から、ネタバレになるので描きませんが、絶対こうくるよなという予定調和のどんでん返しで着地。

作者が途中でこの作品に興味を失ったような感じがあって、心配していました。色々と描きにくいこと、制約やしがらみが容易に想像がつく世界ですが、それは初めから分かって選んだ題材のはず。言い訳にはならないんだけどなーと。

でもですね、最終巻はそのへんのモヤモヤを吹き飛ばす出来栄えでした。勢いで雑音を振り切ったというか。

なんとか面白い漫画のクオリティを保って完結して良かった。もうこの話、森田まさのり氏は引っ張れなかったと勝手に思っています。「プロデビューしてからの二人も描いて欲しかった」というレビューもありましたが、おそらく無理でしょう。

 

 ちはやふる 30』末次由紀(2016) 

ちはやふる(30) (BE LOVE KC)

ちはやふる(30) (BE LOVE KC)

 

いつに間にかコミック、電子書籍が同時発売になってません?前からそうでしたっけ?配信予約をしていたような記憶があるのですが・・・。

広瀬すずさん主演で実写映画化されるんですよね。少しイメージ違うけど楽しみです。

家内の意見では、

千早はノー文句で真島 太一君を選ぶべき 

だそうですが、そうはならないでしょう。実家が総合病院経営の金持ちで、スポーツ万能、成績優秀、超イケメン。これってレディスコミックの世界では完全にフラれフラグ(現在進行形で既にフラれていますが)

恋の行方は不器用で真面目で、かるた一筋の綿谷 新君の勝利に終わると思いますがどうでしょうか。おじさんは若宮 詩暢クイーンがダークホースだと睨んでいます。違うかな。

 

 『芸能人はなぜ干されるのか?』星野陽平(2015)

芸能人はなぜ干されるのか?: 芸能界独占禁止法違反

芸能人はなぜ干されるのか?: 芸能界独占禁止法違反

 

Kindleプライムの月一冊無料本。正直、質のいい本が無いのであまり使えません。バーニーズもジャニーズも興味はありませんが、吉本興業の件(くだり)は ちょっとだけ面白かったので紹介。

ギャラより高い交通費

大きなお金は会社側

小さいお金は芸人に

面白そうに稼いでる

という「こいのぼり」の替え歌は、関西に住んでいる時に何回も聞きましたが。

注目すべきはタレントの取り分より吉本興業の取り分の方が多いということだ。

記事によれば、萩本欽一が所属する浅井企画で事務所3:芸人7、ダチョウ倶楽部太田プロおぎやはぎ人力舎で事務所4:芸人6だという。同業他社と比べて、吉本興業の搾取は苛烈なのである。  

その中で「吉本のベテラン社員」が次のように語っている。

「ギャラの取り分は若手だと吉本の言いなりですね。1対9で吉本が多く取るケースが多い。売れてくると話し合いで配分が決まる。さんまやダウンタウンなどの大御所だと折半です」

吉本の搾取はかつてはもっとひどかった。吉本興業元常務取締役、木村政雄は、こう述べている。

「昔は、マネジメントサイドから言うと、結構ごまかしがきいたんです(笑)。(中略)だから、会社はほんとにもうかりました。600万円ぐらいもらって、全部に払って、540万円ぐらい残りました」(『日本労働研究雑誌』06年4月号)

会社に600万円入ってきて、芸人に支払うのは1割の60万円だったというのである。吉本芸人は、「うちの事務所は『ピン(1割)ハネ』やなしに『ピンクレ』や!」と言う。

世の中、博打と一緒で儲かるのは親だけと決まっていますからね。吉本興業にも言い分はあるはずで、搾取とは何事や!と怒っておられると思いますが。

なお本書、決してお勧めしてはおりませんので。無料枠惜しさに一応DLして、1カ月近くほったらかしにしていた本です。

私は本書の執筆のために芸能の歴史を調べるまで「河原乞食」という言葉の存在すらよく知らなかったが、

筆者は1976年生まれ。仮に本当だったとしても、自分からそんな事言うもんじゃありません。ライターとしての基礎教養を疑われて、評価を下げますよ。

 

 

ダ・ヴィンチ 2016年1月号
 

 『ダ・ヴィンチ』のBOOK OF THE YEAR 号は毎年楽しみ。12月号で特集が組まれていた影響もあり、読み始めましたよ!

3月のライオン 羽海野チカ 

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

 

まだ1巻しか読んでいませんが、評判が高いだけあってさすがに胸高鳴るものがあります。最新刊まであと10冊もあるという喜び。毎週末の楽しみにするか一気読みに走るか、思案中です。

以上 ふにやんま