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ふにやんま ー 世界の小所低所からー

http://funiyanma.hatenablog.com/  

『星宿る虫』嶺里俊介 の読み方を教えて

『星宿る虫』嶺里俊介(2016)

 

星宿る虫

星宿る虫

 

 

第19回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作(改稿あり)ということで読んでみました。

やや素材の盛り過ぎが気になるものの、そこそこの出来の作品なのですが、気になる事がひとつ。
 
私、この本を読み間違えているのではないか?
 
Amazonレビューとか「星宿る虫 ネタバレ」で検索したりしてチェックしまくったのですが、この本の肝になる(と私が思っている)部分について誰も触れていないんですね。
 
ミステリー大賞の選評も読みましたが、選考委員がそこに触れていないのは分かるんですよ。
彼らのコメントすべきはそこではありませんから。ちなみに選者は綾辻行人氏、あさのあつこ氏など超豪華な顔触れ4名。万に一つも読み間違えは無いはず。
だからこその新人賞だと思った、私の読み方は大丈夫なのか?
 
……ここからネタバレ含みます……
注)私が読み間違えていたらネタバレになりませんが。
(以下、大人な空白あり)
 
 
 
 
 
 
 
 
※しばらくお待ちください
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この本の肝って、ダブル主人公の片割れの大学生(天崎悟)が、偉そうに伯父さんを殴っておきながら、実は自分も、というところじゃないんですか?
主人公が感染しておきながら発病しないのも、そういうことなんでしょう?間違ってます?
 
直接的な記述は一切無いものの、人間の業というか、救いがたいところを上手く織り込んだ設定だと思ったのですが、
誰もレビューでそこに触れていない。
 
自分がそう読んだのなら、それでいいじゃんと言われそうですが、この部分がもし違うのなら、新人賞はちょっと甘いんじゃないの?というのが私の評価なので。
 
しかし全員が全員、核心に触れないなんてことがあるものでしょうか? 叙述トリックでもないのに。
 
ここは絶対に伏せておくよな、というトリックの核心ですら、うわ!そこ書いちゃったよ!もう読めないじゃん!というレビュアーがどんな本でも数人はいるもの。
 
グルウ(虫の名前)のグロ描写に目を奪われて、レビューした人が誰も気付いていない、というのも非現実的ですよね。
 
ということは、やっぱり私の読み間違い? 
どなたかこの本を読まれたかた、教えてくださ〜い。
でもワーム系、特に白い芋虫系がが苦手なかたは読んじゃ駄目ですよ。
 
しかし頼りないな俺。
 
以上  ふにやんま