ふにやんま ー 世界の小所低所からー

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『長さ一キロのアナコンダ』椎名誠

『長さ一キロのアナコンダ椎名誠 

長さ一キロのアナコンダ

長さ一キロのアナコンダ

 

生物の神経伝達速度は秒速10mくらい。早いのか遅いのか?と言われると微妙なところですが、まあ人間には問題ないスピードでしょう。熱いフライパンにうっかり触ってしまって、

あちい!

と跳び上がるまでにタイムラグを感じるか感じないかといったところ。大雑把に言えば人間全て “2メートル弱” ですから、支障は無いはず。ゼロコンマ2秒で反応してくれれば。

ここから思い切り飛躍しますが、仮に

長さ1キロのアナコンダ

が実在すればどうなるか。 

尻尾を天敵(ネズミみたいなものをイメージ下さい)がガシガシ齧り始めたとしますよね。そうすると、最初のひと齧りの痛みが、尻尾から脳まで伝わるのに100秒かかる。秒速10mですから、1キロで100秒。計算あってますよね?

痛え!

と気づくのに100秒ですから、気付いた時には相当齧られてる訳です。そんなアホな。

従って、長さ1キロのアナコンダは存在し得ないのだと。もぐもぐ齧られてるうちに、100秒も気付かずにいる生物が生き残れるはずは無い。納得ですね。

二足歩行の脊椎動物の場合、有機物である「骨」で支えうる体重には限りがあるので、怪獣というのは地球上の生物学では説明出来ないのだというのが空想科学読本であったような。それに匹敵する説得力。下は最新刊の画像を貼っただけで、何巻だったか全く覚えていません。柳田先生すいません。でも大ファンです。 

なるほど面白い話だなと、常々思っていますので、備忘かたがたご紹介する次第であります。

余談ですがアナコンダでも、大型化すると水棲に近くなるのは浮力を活かしているのでしようか? 摩擦係数的に、移動が楽そうなのはありますね。大型生物が重力に対抗するには、やはり水中が適しているのかなと。ダイオウイカとかシロナガスクジラとか。

ちなみに私、ヘビは大の苦手です。

以上  アナコンダ もとい ふにやんま