ふにやんま ー 世界の小所低所からー

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睡眠薬 減薬から断薬へ ④ベンゾの欺瞞性

注意)本ブログの記述はあくまで個人的な見解です。質問をお受けしたり、エビデンスを示したりする事は出来ません。睡眠薬には医療従事者の指導のもと、自己責任で対処下さい。

前回の続きです。今回のキーワード。

◇ベンゾの欺瞞性

敢えて擬人化した表現を使っておりますが、それにはちゃんとした理由があって、何故なら私が

ベンゾが大嫌いだから。

薬を好きなヤツなんておるかい!という話もありますが、何と言うかベンゾって、陰湿なんですよね、

どのくらい陰湿かと言うと、てっきりいい奴だと思って居候させたら、いつの間にか嫁さんor旦那を寝取られた上に、子供には違法ドラッグを仕込まれて、最終的には家庭崩壊に追い込まれた!くらいのレベルの陰湿さです。まだ言い足りないな。

ベンゾを服用している方に、こう言ってみたとしますよね。

その薬、良くないらしいよ。やめたほうがいいんじゃない?

この場合、おおかたの反応はこんな感じだと思います。

○この薬のお陰で助かっている。夜もよく眠れるようになった。十分快適なのでほっといて欲しい。

○今のところ、体に影響なんて無い。お医者さんも安全な薬だと言っている。何を言っているのか。馬鹿なの?

すいません。思わず謝ってしまいましたが、そんな弱気な事ではいけません。

皆さん駄目です。もう全然ダメ。

騙されています。ベンゾに。

こいつは根っからの悪党な上に、性根が陰湿ですから、付き合いの浅いうちは決して本性を現しません。服用歴の浅い方は、最初の善人面に騙されるんですね。

個人差はあるでしょうが、服用から1年〜2年ぐらいの間は、ベンゾの効能が悪影響を上回る事が多いのではないでしょうか。前にも言いましたが、ベンゾは効く薬です。体格や体力のある方だと、マスキングの期間はより長くなるかもしれません。

この時期に減薬にチャレンジするような事があれば、離脱症状によって否応なしにベンゾの陰湿さに気付くはずですが、そこはベンゾも抜かりはありません。だって、
呑み続けていれば快適だもの。

まったくもって、うまく出来ております。

この世紀末的な悪党と対峙する為に、我々が忘れてはいけない事。

ベンゾは服用歴が長くなり、体内に蓄積されてから、徐々に本性を現してきます。

注)個人的な見解です。短期の服用でも用心にこした事はありません、

体ががっちり依存して、抜けられなくなったところで、初めてベンゾは牙を剥き出す訳です。退けば激しい禁断症状、進めば体は更にボロボロに。どーですかお客さん、

この耐えがたい陰湿さ。

一番いいのは最初からお付き合いしない事、お近づきにならない事です。

 

ベンゾの嫌らしいところをもう一つ。

これは私自身の経験から、声を大にして言いたいのですが、

ベンゾは薬に対する判断力を鈍らせ、思考を歪曲します。

服用を続けていると、ベンゾへの疑問が知らず知らずのうちに抑制され、警戒心も麻痺していきます。おそらく違法薬物やアルコール中毒の方と、同じ傾向だと思います。

私のように最初から警戒心を持たなかった人間は、ズルズルと長期の服用を続ける羽目になります。誰かが「あいつは悪党だ」と知らせてくれない限り。

「知らず知らずのうちに」と言いましたが、ベンゾへの依存が心身ともに形成される事で、服用者自身が無意識のうちにベンゾを是認するようになるベンゾ排除を招くような行為にブレーキを掛けてしまう、と解釈するべきだと思います。100%個人的な考察ですが。

今回も長くなりました。なかなか減薬の話に入れませんが、もう1回だけベンゾ概論にお付き合い頂ければと思います。

〈次回予告〉

◇不安と結びつく

以上  ふにやんま